リペイント

ルアーリペイント


ルアーのリペイント。

時に、劇的な差となって釣果に反映されるルアーカラー。
しかし、ルアーはカラーリングがすべてではない。これには注意が必要。
当たり前の話なんですが、案外引っかかる。

例えば、魚がイワシを追いかけている状況だったとして、ベイトは間違いなくイワシ、こんな状況があったとする。
ではこんなとき、ルアーのカラーを、とにかくリアルなイワシにすれば釣れるのか?
釣れない。

ルアーは、レンジ(泳層)、アクション(動き)が合って初めてカラーの選択となるからである。

水深100mに魚がいるのにトップウォーターで攻めたとしたら、カラーが完璧に合っていたとしても釣れるわけがない。

日本にはいろんなフィールドがあって、いろんな釣り方がある。
特定の地方や、特定の釣り方に特化したカラーが存在するのは事実。
無いものは作るしかないのです。

Tools

塗装中の様子


使っている道具。

エアブラシ:オリンポス
コンプレッサー:オリンポスオイルレスダイヤフラム式
空圧調整器:オリンポス

塗料は、主にミスターカラーを使ってます。プラモ用の塗料です。
ミスターカラーは色数が豊富なので重宝します。

最近はZESTさんの2液ウレタン塗料も使っております。

あと、たまーにアクリルガッシュ。

コーティングは、1液ウレタンです。


これはオリジナルルアー。

元々リペイントはルアービルディングの片手間でやっていたので、塗装用の道具はわりと揃ってます。
Color Sample

ヒグラシ羽化直後


羽化直後カラー。
野尻湖でスモールマウスを釣ろうと思って作ったもの。


FireTiger


昔、メガバスのルアーは人気すぎて売っていることすら稀だった。
その頃たまたま手に入れたジャイアントDog-Xを塗り替えて知人にプレゼントしたもの。
ルアーそのものが入手困難で、人気カラーは1個1万円を超える価格でオークションに出回っていた時代。

この赤いルアーを投げていると、周囲の目が凄まじかったらしい・・・。


frog


上のファイアタイガーと同じく、ただでさえ売ってなかったポップXのフロッグカラー。
やはり周囲の目が・・・。


オイカワ



アマゴ



レインボートラウト


魚より人が釣れるカラーである。


イエローグリーン


東山湖で使おうと思って塗ったもの。
なぜかわからないが、芦ノ湖で活躍した。


レッドヘッドジグヘッド


こんなのもできます。
赤ジグヘッド。

みんなワームのカラーは細かく選ぶのに、ジグヘッドの色はあんま気にしてない。
そこは魚から見えていないとでも思っているのだろうか・・・。

鉛に直接塗装。
塗料は2液ウレタンを使用。